不動産鑑定士試験に合格できるか不安あなたは思っていませんか。
短答式試験と論文式試験に両方一発合格したわたしの観点から、
必要な勉強時間を公開します。
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一般的な不動産鑑定士試験合格者の勉強時間
受験生が一番利用しているTACの記事が一番参考になります。
同時期に合格した方ともいろいろ話しましたがおおむねこの数値に合致していました。
わたしの勉強時間は約1700時間
わたしは1年3か月ほどで合格することができました。
事前に宅建物取引士と土地家屋調査士に合格してました。
なので、不動産系の資格を勉強していなければもっと時間がかかったと思います。
月ごとの勉強時間は以下の通りです。
モチベーションが下がった時期は直前期でも月30時間程度と短くなったりしています。
勉強期間:15ヶ月(2017年5月~2018年8月)
合格者は
・勉強時間3000時間は当たり前
・毎日勉強している
・モチベーションが下がったりしない
と思っていたりしませんか?
実際の合格者は
・直前期でも勉強を何日もやらないことがあった
・モチベーションが下がって趣味をやっていた
など必ずしもストイックではありません。
わたしでも周りの合格者に話を聞いてもモチベーションが下がる時期は必ずありました。
短期で試験に合格する人の特徴
①年齢が若い
令和元年不動産鑑定士試験のデータを見てみてください。
令和元年論文式試験の合格者属性
年齢層 | 合格率 |
---|---|
30歳未満 | 28.7% |
30歳以上35歳未満 | 16.3% |
35歳以上40歳未満 | 16.4% |
40歳以上45歳未満 | 13.6% |
45歳以上50歳未満 | 9.9% |
50歳以上55歳未満 | 3.6% |
55歳以上60歳未満 | 9.3% |
60歳以上 | 1.6% |
若くなればなるほど合格率が上がるのが一目瞭然です。
これは他の公認会計士試験や司法試験でも同様ですが、若いほうが勉強したことが頭に入りやすい傾向にあるが原因だと思われます。
②不動産の実務経験、宅建試験で知識がある
不動産の民法や不動産鑑定評価基準では通常の日常会話では利用されないような特殊な言い回しが数多くあり、法律の文章を見たことが無い人にとってすぐ理解するのは難しいです。
宅建、マンション管理士、管理業務主任者、司法書士等をもともと勉強していた人は民法や宅建業法の基礎知識があるため有利です。
③不動産鑑定士試験に合う勉強法で勉強している
大学受験の勉強法で資格の勉強をしようとしていませんか?
大学受験なら同級生と一緒に同じ目標に向かって勉強します。
そのためモチベーションが自然に保てますが、
資格試験は一人で孤独にするのでモチベーション維持が大事なります。
暗記のやり方を学ばずに自己流でしようとしていませんか?
暗記を1日目8時間暗記して2日目0時間よりは、
2日に3時間ずつするほうが勉強時間は少なくても記憶量は増えます。
今までの大学受験や宅建の勉強法では通用しないのが不動産鑑定士試験です。
鑑定基準をやみくもに暗記しても合格しません。
まず勉強法について勉強してやり方を確立させましょう。