不動産鑑定士の勉強法を学習初期から直前期ごとに説明していきます。
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学習を始めたころ
①基礎講座を受講しよう
可能であれば視聴速度を1.5倍~2.0倍程度にすると視聴時間が短くてすむのでお勧めです。講師が重要だと説明したところにマーカーを基礎テキストに書き込んだり、自分なりに捕捉を書いたりしていきます。
②重要な箇所を暗記しよう
マーカーをした箇所を暗記していきます。暗記のやり方は鑑定理論と変わらないので下のリンクを参考にしてみてください。
会計学はあくまで教養科目なので鑑定理論ほど正確に暗記をしなくても大丈夫です。
暗記が一通り終わらなくても、講義のスケジュールに合わせて基礎答練、実践答練を受けてください。定義の暗記だけできれば点数を取れることが意外とわかると思います。
③教科書をパラパラめくる
会計学の勉強を始めるときに、1~3分程度教科書をパラパラとめくってみましょう。
章ごとのタイトルやペンで書き込んだところをサッと見るだけでいいです。
パラパラめくることで、全体のうちどの部分を勉強しているかわかったり、昨日の勉強箇所を復習できたりします。
僕の場合、やる気が出ないときはパラパラ読むだけして勉強を終わらせていました。
勉強をしていなくてもやった気になるので次の日の勉強がしやすくなったりと心理的な効果も期待できます。
細く長く勉強を続けていきましょう。
直前期
①問題を何回も解く
直前模試、的中答練等を何回も解きましょう。手書きで文章を作成するのは時間がかかるためする必要はありません。大問1題当たり5分程度で作成できる要約シートを書いて、定義は自分で音読するようにしましょう。
②優先付けを大事にする
問題の優先付けですが
直前模試>的中答練=ファイナル模試>実践答練>総ざらい>基礎答練>>問題集
になります。
優先付けの高いものはしっかり覚える必要がありますが、優先付けの低い基礎答練、問題集等は時間が無ければしなくてもよいと思います。ちなみに私は直前期に基礎答練の問題はやらずに合格することができました。
注意点
①自分が通う予備校以外の点数は気にしない
予備校の模試はどうしてもその予備校に通う人の点数が高く出るようになっています。たとえ0点だとしても気にする必要はありません。
②範囲を広げない
会計学はあくまで教養科目です。勉強にのめりこみすぎると他の科目の勉強ができなくなります。定義の暗記だけで充分合格ラインに到達するので、時間がどうしても余れば鑑定理論をやったほうがコスパは高いです。
③簿記3級を勉強する
貸借対照表、損益計算書についていまいち概念をつかむことができなければ日商簿記3級の勉強するのもおすすめです。