不動産鑑定士

不動産鑑定士試験の予備校選び。TACとLECどっちがいい?

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受験で大事な予備校選び

 

よし!不動産鑑定士試験を受けよう!となったときに迷うのがどの予備校を使えばよいか?

ってことではないでしょうか。

今はTACとLECの2社が不動産鑑定士講座を開講しています。

 

わたしの体験や周囲の合格者の話をもとにどの資格学校使えばよいか考えていきましょう。

TAC

特徴

・圧倒的な合格占有率

不動産鑑定士論文式試験における合格者のうち令和1年度は121人中85人!

なんと約70%がTACの合格者なんですね。

鑑定士試験のメジャーと言っていいでしょう。

 

ですがこの合格者数には裏がありまして、、

短答式試験をTACで学び、論文式試験をLECで学んだような方もこの合格者に含まれています。

つまり、短答式の講座をTACで受講し、論文式の講座は利用しなかった場合、それでもTACの論文式合格者としてカウントされているんです。

そのため合格者数はあまり過信しすぎないほうが、、、

・歴史が古い

 

LECと比較すると古参であり、昔の早稲田セミナーの鑑定士講座と合併しています。

メリット

・高橋先生の授業が聞ける

不動産鑑定士の受験生であれば誰もが知っている有名講師!

解説講義を一回だけ視聴させていただいたことがありましたが、話し方も眠気を誘わず、要点をかっちり教えてくれてわかりやすかったです。

合格者の方でも高橋先生の講義がわかりやすいからTACを選んだとおっしゃったかたが多かったです。

 

・他の受験生が勉強しているポイントがわかる

TACの合格者占有率が高いように受験生の占有率もTACのほうが高いです

そのため、TACの公開模試、答練をしっかり勉強していれば、他の受験生も同じように同じ論点を勉強しているので、相対評価で点数を落としにくくなります。

逆に言いますとTAC生がわからないような論点は本試験で書けなくても大した差にはなりません。

デメリット

・勉強範囲が広い

LECと比較すると講師が教える勉強の範囲が広いです。

特に鑑定理論の暗記ポイントは多いのでTACを選ぶなら覚悟しておきましょう(笑)

 

また、公開模試ですら問題が難しすぎて、本試験より明らかに高い答案作成力を求められます。

そのため、受験勉強時間は必然的にLECよりTACのほうが長くなるでしょう。

 

・費用が高い

何も割引を使わなければ2年コースで50万円近くの予備校費用が掛かります。学割が効いても40万円ほどします。

お金があまりない人には厳しいですね(-_-;)

LEC(東京リーガルマインド)

特徴

・合格者は少ない

令和元年度においては121人中30人がLEC生でした。

合格者占有率は約30%ですね。

余談ですが私が勤めてる事務所の鑑定士合格者はLECの方がTACより多かったです(笑)

メリット

・教養科目がわかりやすい

LECは教養科目については定評があり、本試験においてもよく公開模試の問題が本試験に出ることが多いです。

特に経済学の森田先生はわかりやすい講義で有名ですので、LEC生で得意科目にされる方が多いですね。

・勉強する範囲が狭い

LECの方針は教えること最小限にしてギリギリで合格させるようにカリキュラムを組んでおります。

そのため、暗記する範囲もTACに比べると狭いです。

勉強時間は少なくなるようカリキュラム(公式上では2500時間)が組んでありますので短期合格したい人におすすめです。

・費用が安い

大体短答論文フルコースで40万円ぐらいで、各種割引が効くと30万円台前半で受講可能です。

特に大学生は大学生割引により半額で受講できます。TACより割引額が多いのが特徴です。

デメリット

・TAC生が勉強していることがわからない

受験生の大多数を占めるTAC生が書けるような論点は本番で書けないと落ちてしまいます。

LECのみの教材ですとTAC講座の動向がわからないのはデメリットです。

 

まとめ

まとめ

お金と時間があり、上位での合格を目指す人→TAC

お金も時間も無く、ギリギリでもいいから合格したい人→LEC

 

 

管理人が利用した予備校はLEC!

当時は大学生であったため、大学生割引を使いなんと18万円ほどで短答論文フルコースに申し込みました。

学費はTACより安いですが講座は合格に十分な内容でした。

LECの教材のみを使って1年6か月で一発合格できました。

他のブログでLECはやめとけ見たいなことを書く方がいますが気にしなくてもよいと思います。

 

予備校選びは最初に迷うと思いますが、自分に合った予備校を選んでくださいね。

 

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